蜩ノ記

楽しんでますか～

ひょろひょろ工房の作品紹介係　熊悟朗です

友人が「蜩ノ記」という小説を貸してくれました。
「ガラスの感受性を持つ熊悟朗が読むと号泣するよ」と言って。



ガラスの感受性って・・・単に、泣き虫ってことです。
本を読むと大抵泣いています。特に友情ものとか弱いです。

今回、号泣するとあらかじめ言われていたせいか、泣くことはなかったけれど
読み終わった後、さわやかな気持ちと重苦しい気持ちとが交錯していました。

色々な陰謀や策謀によって「10年後、切腹」という命の期限を区切られた
ある、武士の生き方を、その武士が幽閉された農村の民や家族、
そしてそこへ監視役として送られてきた武士（この人の視点を中心に語っていくのだけれど）
を通して描いた作品です。

人は生まれ落ちた時から死に向かって進んでいる。
それだけはすべての人に訪れる。早い遅いはあっても。
なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか
目的を明確にもてる人は素晴らしいし、私も、なぜ今生きているのか
何に向かって進もうとしているのか、
心の指針となるようなものを持ちたいなと切に思い、考えさせられました。

さて、そんな気分の中、何をご紹介すればよいのか・・・

本日は、しずくのネックレスをご紹介しましょう。
涙のしずく型？ネックレスです。



落ち着いた装いで、それでいてしっかりとした主張を持っています。
キリリとした1本です。



それでは、本日も

のんびり、ゆったり、まったり、楽しんでまいりましょう～

ありがとうございました